SLÄTTNYの特徴
Features
搭乗者を事故から守る衝突安全性と燃費向上のための軽量化。
自動車のボディ部品に求められるこの相反する二つの要素を、アイシン高丘は一般的な鋼板を遥かに上回る強度を持つ超高強度鋼板の加工技術を極めることで両立し、長年に渡って自動車の衝突事故から人々の命を守り続けてきました。
20年以上培ったこの金属加工技術「ダイクインチ工法」を二輪向けセキュリティーロック分野に応用して開発されたのが「SLÄTTNY basic for bike」です。
自動車のボディ部品に用いられるのと同じ強度と軽さを兼ね備えた超高強度鋼板で造られたスタイリッシュで携帯性に優れたブレードロックが、あなたの大切な自転車やバイクを盗難から守ります。
High Strength
自動車衝突時に搭乗員を守る高強度な材料を採用
鋳鉄・ステンレスなどを使用した製品の製造・販売を行う自動車部品メーカーのアイシン高丘株式会社。
近年は自動車部品製造で培った技術と経験を活かし、二輪ロック「SLÄTTNY basic for bike」をはじめ、熱から電気を直接変換することができる熱電モジュールの「ProVo」、鋳鉄の魅力を現代の暮らしに提案するライフスタイルブランド「FeVita」など新規分野への挑戦も積極的に行っています。
自動車のボディなどに使用されている一般的な鋼材の強度が270~590MPaなのに対し、アイシン高丘が製造している衝突安全部品は1,500MPaという高い強度を誇ります。
SLÄTTNY basic for bikeには自動車と同じ超高強度鋼板材が用いられており、通常の二輪車向けセキュリティーロックの約3~5倍の強度を持つブレードが、あなたの大切な自転車やバイクを盗難から守ります。
IS規格(日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格)に準じた「ビッカース硬さ試験」では一般的な鋼(90~110HV)やジュラルミン(160~170HV)を大きく上回る465HVの高数値を記録、破壊試験でも約1トンの力に耐える結果となり、簡単に破壊することが困難な強度を持つことが証明されています。

Development
簡単にはこじ開けられない頑丈なカギを採用
無理にはこじ開けられず、自らは簡単に開けられる。そんなカギを探してリサーチを重ね、さまざまな製品を比較して辿り着いたのが「自動販売機のカギ」。
セキュリティー性能が高くコンパクトであること。そんなカギを探してリサーチを重ね、さまざまな製品を比較して辿り着いたのが「自動販売機」のカギでした。
自動販売機に用いられているカギは非常に耐破壊性能が高く、不正解錠の防犯性が高いディンプルキーとなっています。
自動販売機に用いられているカギは非常に耐破壊性能が高く、さらに不正解錠の防犯性が高いディンプルキーを採用することで高セキュリティと扱いやすさの両立を実現しました。
見た目にもこだわり、鍵部分のみを露出させたシンプルかつコンパクトなつくりで、かさばりにくくスタイリッシュなデザインになっています。

強度を維持しながら780gという軽量化を実現
ワイヤーロックに比べ破壊されにくく防犯性能の高いブレードロックですが、強度に比例して重量も増し、中には1.5kgを超えるものもあります。
SLÄTTNY basic for bikeは自動車のボディに採用されている高強度かつ軽量な素材を用いることで、強度を維持しながら780gという軽量化を実現。
それ以外の部分でも何度も試験を重ね、できる限り薄く、軽くするため構造の最適化を図っています。